第18回 タミヤワールド モデラーズコンテスト受賞作品
今回で18回目となる、タミヤワールド モデラーズコンテストが開催されました。
今回は作品持ち込みの日が地域のイベントと重なり、会場となった大阪日本橋のスーパーキッズランド本店周辺が大変混雑しているにもかかわらず、137点という非常に多くの作品が集まりました。
スーパーキッズランド賞に輝いたのは芦屋秀次さんの『ツーリング』。1/6オートバイ、アフリカツインに電飾などを施したビッグな作品です。
鮮やかな色合いで目を惹いたのがタミヤ賞・一般部門、仲田悟史さんの『翠玉』。その名の通りエメラルドカラーの塗装に目を奪われるだけでなく、エンジンルームにみっちりと追加されたパイピングや補機のディティールアップなど見どころ満載の作品です。
タミヤ賞・ミリタリー部門は溝辺正明さんの『F-4EJ改 三菱スペシャル」。IRAN(定期整備)後に見せた珍しい塗装の再現に加えて、実機に合わせてEJの製品からEJ改に改修した、塗装も工作も見事な作品でした。
大きな作品に目が行きがちですが、小さくても面白い作品もありました。谷紀幸さんの作品『YZF-R1 mini』は一見すると普通のオートバイ作品に見えますが、何となく違和感を感じませんか?『mini』と銘打たれたこの作品、 ベースとなったYZF-R1の各所を切り詰め、ホイールはバランスをとって自作、カウルは光硬化パテで成形したという労作。あまりに自然な仕上がりで、小型バイクの製品かとの問い合わせが相次ぎました。
この他、MM50周年を記念した課題作や情景作品など、今年も楽しい作品が入賞に輝きました。次回も皆様の楽しい作品をお待ちしています。