1/48 ロッキードマーチンF-35B ライトニングII

1/48 SCALE LOCKHEED MARTIN(R) F-35(R)B LIGHTNING Ⅱ(R)

2023年12月9日(土)ごろ発売

10,780円（本体価格9,800円）

【世界を席巻する超音速STOVL戦闘機】 アメリカ空軍・海軍・海兵隊が運用する様々な戦術航空機を、1種類の機体とその派生型に集約する計画に基づいて開発された多用途戦闘機、F-35 ライトニングII。空軍向けのF-35A、海兵隊向けのF-35B、海軍向けのF-35Cの3タイプが同時開発されたF-35の中でも、最も野心的といえるタイプがF-35Bです。海兵隊が運用するAV-8B ハリアーIIの後継機として開発が進められたF-35Bは、コクピットとエンジンの間に設けたリフトファンと、エンジンノズルの向きを変えることができる3ベアリング回転ダクト・ノズルにより短距離離陸/垂直着陸(STOVL)を実現。さらに、超音速飛行能力やステルス性、センサー融合による高い状況認識能力なども兼ね備えています。主に軽空母や強襲揚陸艦などから発艦し任務にあたる特性から、採用国のほとんどが飛行甲板を備える艦船を保有していて、2023年時点でクイーンエリザベス級空母を運用するイギリスと、軽空母カヴールなどを運用するイタリアが空・海軍ともにF-35Bを導入し、配備が進行中です。そして、日本の航空自衛隊もF-35Bの導入を決定。2024年度以降に配備が進められ、海上自衛隊の艦船に搭載して運用される予定です。また、F-35Bの優れたSTOVL性能は艦上だけでなく滑走距離の短い飛行場でも有用なことから、上記の4ヶ国以外にも多くの国々が導入を検討しています。

【模型要目】 海兵隊向け短距離離陸/垂直着陸(STOVL)型のF-35B ライトニングIIのプラスチックモデル組み立てキットです。★1/48スケール、全長325mm、全幅222mm。★駐機状態（通常離着陸状態）、短距離離陸状態、垂直着陸状態の3つの形態の中から1種類を選んで組み立てられます。★機体全面に施されたレーダー波吸収素材(RAM)によるコーティングは繊細なモールドで再現。★エンジンダクト・ノズルは3つの形態に合わせてそれぞれ角度の異なる部品を用意。★エンジンノズルは5つのパーツに分割し、シャープな形状とディテールを両立。★動翼は上げ/下げ状態の部品をそれぞれ用意。★垂直着陸状態で展示できるスタンド部品も付属。★リフトファンは前脚収納庫部品と一体化し、確実な組み立てを実現。★F-35Aに比べて全長の短い胴体内兵装庫は、内部のディテールも立体感豊かに表現。★兵装類は空対空ミサイルのAIM-9XとAIM-120Cに加えて、GBU-12 レーザー誘導爆弾、GBU-32 GPS誘導爆弾を用意。★アメリカ海兵隊所属機をはじめ、3ヶ国・計7種類のマーキングをセットしました。

⇒ 製作中に部品を破損、紛失した場合はこちらで個別にご購入いただけます。

【 YouTube 】タミヤ 2023年冬発売スケールモデル新製品のご紹介（飛行機編）
「1/48 ロッキードマーチンF-35B ライトニングII」の魅力をご案内しています。

綿密なリサーチに基づき、高いステルス性を備えた独特な機体形状を忠実にモデル化。機体全面に施されたレーダー波吸収素材(RAM)のコーティングパターンは繊細なモールドで表現。
機体上面のリフトファン用空気吸入口や補助エアインテークが開き、エンジンノズルが斜め下を向いた短距離離陸状態。フラップとフラッペロン、テールロンが下がった状態も再現しました。
搭載兵装の選択により、機体外部に兵装を装備しない「ステルスモード」、空対空ミサイルのみを備えた「空体空モード」、最大限の兵装を携行する「ビーストモード」を組み立て可能 (写真はステルスモード)。離着陸時に姿勢制御のために作動する主翼付け根の排気噴出口、「ロールポスト」も注目。
垂直着陸時のホバリング状態で展示できるスタンドを用意。

リフトファンやロールポストを作動させ、エンジンノズルを下方に向けた垂直着陸状態。揚力を増強するため兵装庫ドアの内側2枚のみを半開きにした状態も正確に再現。
主翼下の搭載ステーションにも兵装を満載したビーストモード。F-35Aに比べて全長が短い兵装庫内部の複雑なディテールも見どころ。
兵装パーツは空対空ミサイルと対地誘導爆弾を2種類ずつ用意。
リフトファンは内部構造も忠実に再現。エンジンの補助エアインテークドアは開閉それぞれの専用パーツを用意。

開いた状態の補助エアインテークドアから見える、エンジン前部のタービン軸から延びた、リフトファンに動力を伝えるシャフトのカバー。
リフトファン下面ドアも開閉それぞれのパーツを用意。偏向ルーバーは短距離離陸状態と垂直着陸状態で角度の異なる2種類のパーツを用意しました。
エンジンダクト・ノズル下部のドアを開いた状態。独特の構造やディテールが見ごたえ。
エンジンダクトは3つの形態に合わせてそれぞれ角度の異なるパーツを用意。正確な再現と確実な組み立てを両立しました。

エンジンノズルはF-35AとF-35Bの違いも忠実にモデル化。
前脚柱と主脚柱は接地状態に加え、垂直着陸状態で組み立てる際に使用する無荷重状態もパーツ化。
F-35Aとは形状が異なるキャノピー。キャノピー部品は2セット用意し、駐機状態（通常離着陸状態）では完成後も開閉の差し替えが可能です。
タッチパネル式の大型液晶ディスプレイを備えるコクピットは、細部にいたるまでF-35Aとの違いを再現。各種スイッチや操縦桿のディテールが密度感を高めます。

状況判断をサポートするヘルメット・マウント・ディスプレイを装備したパイロット人形1体付き。射出座席の緻密なモールドにも注目。
機首下面のEOTSセンサーのフェアリングはクリヤーパーツ。また、前脚格納庫は側壁部品をリフトファンの側面と一体化するなど、確実な組み立てのための工夫も各所に盛り込んでいます。
ビスで取り付けるスタンドの接続部分。ビス穴をふさぐパネルはマグネットにより脱着できます。
アメリカ海兵隊所属機をはじめとする3ヶ国・計7種類のマーキングや、機体各部のステンシルはスライドマークで用意。クリヤーパーツ塗り分け用のマスクシールもセット。